7月最終聖日でした。 2025.7/27(日)
≪今週のみ言葉≫ 「あなたの霊のうちから、二倍の分を私のものにしてください。」
列王記第二2章9節
説教題: 『信仰の後継者』 聖 書:列王記第二2章1~15節
「生きて働かれる神」であるご自身を、偶像崇拝者たちに明確に現すために、神は預言者エリヤを大いに用いられました。しかし肉なる人である預言者にも、地上での活躍の年数は限られています。そこで神はその「後継者」を備えられます。
Ⅰ.エリヤの昇天 エリヤにはその時が訪れたことを霊によって知らされていたのでしょう。「主がエリヤを竜巻に乗せて天に上げようとされたときのこと」(1)とあります。エリヤはエリシャに「ここにとどまっていなさい。主が私をベテルに遣わされたから」(2)と言いましたが、エリシャは答えました。「主は生きておられます。あなたのたましいも生きています。私は決してあなたから離れません。」(2)と、二人がベテルに下って行くと、ベテルの預言者の仲間たちがエリシャのところに出て来て、彼に言います。「今日、主があなたの主人をあなたから取り上げられることを知っていますか。」(3)と。次に、エリコに向かう時にも、同様のことが起こり、ヨルダンに向かった時にも、同様に、エリシャは、エリヤを決して離れず従って行きました。ヨルダン川のほとりに立った時、エリヤが自分の外套を取り、それを丸めて水を打つと、水が両側に分かれたので、二人は乾いた地を渡りました。するとエリヤはエリシャに、「あなたのために何をしようか。私があなたのところから取り去られる前に求めなさい。」と言ったところ、エリシャは、「あなたの霊のうちから、二倍の分を私のものにしてください」と言った(9)のでした。律法では長子は他の子どもらの二倍の割り当てを受けることになっていたのでした。つまりエリシャはエリヤの後継者としての必要な分(霊の恵み)を求めたのでした。エリヤの答えは、「私があなたのところから取り去られる時、あなたが私を見ることができれば、そのことはあなたにかなえられるだろう」(10)でした。すると「火の戦車と火の馬が現れ、この二人の間を分け隔て、エリヤは竜巻に乗って天へ上って行った。」(11)のでした。
Ⅱ.後継者エリシャ エリシャはこれを見て「わが父、わが父、イスラエルの戦車と騎兵たち」と叫び続けたのでした。「これを見て」とあります。【エリシャがその光景を見ることがゆるされたのは、主がエリシャを選ばれたしるしでした.】(『牧羊者』p.26)【エリヤの外套を取り上げたエリシャはエリヤがしたのと同じようにヨルダン川の水を打ちました。神の奇跡によって、水は分かれ、エリシャはヨルダン川を越えていきました。エリヤと共におられた神は、確かにエリシャと共におられ、御力をあらわされます。それを見た五十人の仲間たちは〈エリヤの霊がエリシャの上にとどまっている〉と証言しました。神の働き人は神によって選ばれます。主なる神を愛しどこまでも従っていこうとする者を豊かに用いて下さいます。】(『牧羊者』p.26) 時あたかも『愛と希望の祭典・四国』ビリー・グラハムから息子さんのフランクリン・グラハム、そしてお孫さんのウィル・グラハムとの、この信仰継承はなんと見事という他ありません。私たちも『信仰の後継者』を!と祈り続けましょう。
<お知らせ>
▶昨日15:00より今朝10:00、6年ぶりの「CSお泊まり会」が行われました。続いて子どもたちが、信仰の後継者として、神様に育てられ成長していきますよう、お祈り下さい。
▶ 『愛と希望の祭典・四国』関連の行事として、7/14㈪、15㈫ 坂出グランドホテルにて牧師達45名が集い、良い学びと、霊に燃える賛美と祈りと交わりの時が与えられました。参加できなかった先生方のために、四国四県で「牧師プレビュー」の集いが持たれ、香川では7/22㈫14:00~16:00に行われました。また7/29㈫14:00~16:00にも持たれます。
多くの牧師先生方が参加され、四国の魂の救霊のために、信徒の皆様と共に用いられますよう、お祈り下さい。