振起日聖餐式礼拝でした。2025.9/7(日)
説教題: 『神の子羊』 聖 書:ヨハネの福音書1章29~37節
「見よ、世の罪を取り除く神の子羊。」 ヨハネの福音書1章29節
本日は「ラリー・デイ」Rally Day です。この言葉は軍隊用語で「全員集合」との呼びかけです。日本語では「振起日」で、夏のダレを振り払って、主のために魂も身も振い起こさせて頂こうとの意味の日です。本日のメッセージはまさに神を信じる者の原点とも言えるところです。
Ⅰ.身代りの子羊 「実に、肉のいのちは血の中にある。わたしは祭壇の上であなたがたのたましいのために宥めを行うよう、これをあなたがたに与えた。いのちとして宥めを行うのは血である。」(レビ記17・11) 「あなたがたの羊は、傷のない一歳の雄でなければならない。」(出エジプト12・5) 「その血を取り、羊を食べる家々の二本の門柱と鴨居に塗らなければならない。」(同7節) この箇所は「過越」についての所です。イスラエルの民が、430年という長い間、エジプトでの奴隷のくびきの中に置かれていた所から、完全解放にあずかるために傷のない子羊の血が流され、イスラエルの家々の二本の門柱と鴨居に命じられた通り塗りました。「その夜」主はエジプトを打つために行き巡られ、エジプトの王から、家畜に至るまで、すべての長子、初子は打たれ死にました。しかし血の塗られたイスラエルの家は「過ぎ越された」のでした。厳粛極まる一夜でした。
Ⅱ.見よ、神の子羊 バプテスマのヨハネは、自分を遣わされたお方から言われました。「御霊が、ある人の上に降って、その上にとどまるのをあなたが見たら、その人こそ、聖霊によってバプテスマを授ける者である。」と。「私はそれを見ました。それで、この方が神の子であると証しをしているのです。」(34)マタイ3・16,17、マルコ1・10,11、ルカ3・21,22に、その事実が証言されています。「神の御子イエス・キリスト」こそ、「世の罪を取り除く神の子羊」として、天から、父のみもとから遣わされて来られたお方です。人は誰しも「原罪」をもって生み出された存在ですから、そのままであれば一生「罪の奴隷」のままです。そのような全人類を罪から永遠に解放して下さる唯一のお方が、「神の子羊、救い主イエス・キリスト」です(ヨハネ3・14,15,16参照)。
♪ 主の血 われをきよめ 主の血 自由にする
主の手 わがため裂かれ 主の足 わがため刺された
主の手に わが手を重ね 主の足に わが足重ね
主と共に死に主と共に生きる 永遠に主のため生きる 我が主のため
<お知らせ>
▷猛暑・酷暑の8月から台風シーズンの9月に入りました。神様の守りをお祈りいたします。
▷メッセージを通し、聖霊を通し、主イエス・キリストの十字架の贖いの恵みが魂に沁み込みます。
▷個人にとっても、教会にとっても、「豊かな実りの秋」となりますようにお祈りいたします。