第Ⅱアドベント礼拝でした。2025.12/7(日)

<今週のみことば> 「暗黒と死の陰に住んでいた者たちを照らし、私たちの足を平和の道に導く。」ルカの福音書1章79節

 説教題: 『ザカリヤの歌』 聖 書: ルカの福音書1章67~80節

「そのあわれみにより、曙の光が、いと高き所から私たちを訪れ、暗闇と死の陰に住んでいる者たちを照らし、私たちの足を平和に導く。」ルカの福音書1章79節

今週はアドベント、すなわち待降節第二週目です。全人類が主の到来を待ち望む時です。なぜかと言えば、私たち人類の父アダムが神様との約束を破り罪を犯したため、アダムの子孫は罪人となり、神の子の栄光の命を失ってしまいました。そして滅びるしかない運命となりました。死ぬ者となり、地上に追放されたのです。神様はこの、滅びる全人類を深くあわれみ、救い主を送る計画を立てて下さったのです。鶏が朝を告げるように、救い主の到来が近づいたと告げる先触れとしてのヨハネの誕生を喜ぶ歌でもあります。この歌にはイスラエル民族だけでなく、私たち異邦人の救いの歌でもあります。暗闇に住む民への救いの福音の光です。

Ⅰ.異邦人の救いの計画 

 ①アブラハムとの約束:神様は昔、アブラハムに約束しました。(ルカ1・55)、【創世記17・4】「あなたと結ぶわたしの契約である。あなたは多くの国民の父となる。」と、あるように救いの計画は、私たち異邦人をも含んでいるのです。それは肉体の父ではないが、信仰の父であることによる恵みなのです。

 ②イザヤの預言の約束 (ルカ1・78~79)は、【イザヤ9・1~2】「異邦の民のガリラヤは栄誉を受ける。闇の中を歩んでいた民は大いなる光を見る。死の陰の地に住んでいた者たちの上に光が輝く。」からの引用によるもので、預言者たちも預言していた約束でした。

Ⅱ.異邦人への光 この福音の光は、ヨハネが「見よ、世の罪を取り除く神の子羊。」と、証詞したように、イエス様の弟子たちにより暗黒に住む異邦人に伝え、もたらされたものでした。その福音の光は、またイスラエルから最も遠い日本にも差してきたのです。明治6年に、諸外国の干渉によりキリスト教禁教令が廃止されたのです。それ以来日本に福音の光が差し込んできました。現在では信教の自由が保障されています。しかし、四国の地は仏教の聖地と言われ、88カ所巡りなどがあり偶像の地です。まさに、暗黒の地なのです。多くの人が、この光を受けていないのです。この地に光をもたらすために今、一層の祈りと証詞が必要です。来年こそは四国の夜明けとなる年となるよう祈ろうではありませんか。

「ひとりのみどり子が私たちのために生まれる。ひとりの男の子が私たちに与えられる。・・・万軍の主の熱心がこれを成し遂げる。」(イザヤ9・6~7)

<お知らせ>

▷先週、11/30(日)16:00~のイルミネーション点灯式礼拝より、毎夜、17:00~22:00美しく輝いています。クリスマスにお生まれ下さった救い主イエス様が、「わたしは世の光です。」とご自身を紹介されました。光の輝きは、神の愛の暖かさと希望を私たちに与えて下さいます。道行く人々の目と心にとまり、「光なるキリスト」を求める心が与えられますよう、祈ります。2026年1月17日(土)まで輝きます。

▷本日は礼拝後、教会大掃除でした。美しくきれいにされた教会で、クリスマス、新年、主の2026年をお迎えします。