「そして日々心を一つにして、絶えず宮もうでをなし、家ではパンをさき、よろこびと、まごころとをもって、食事を共にし、神をさんびし、すべての人に好意を持たれていた。そして主は、救われる者を日々仲間に加えて下さったのである。」 (使徒行伝2章46節、47節)
仲間にもいろいろあります。仕事仲間、遊び仲間、趣味の仲間・・・。しかし、主にある仲間ほどすばらしいものはありません。心一つになれる感動、喜びを一つにできる幸い、真心を通わせ合う妙味、共に神を賛美する天の開かれるかけがえのない瞬間、そして「すべての民に好意を持たれ」るという、この世においてとても信じられないような現実。初代教会の人々は、実にこのような群れだったのです。こういう仲間のもとに、主は、毎日救われる人々を、さらに仲間として加えていってくださったというのです。
今日、私たちの教会にも仲間は加えられていっているでしょうか?同じイエス・キリストにあるお互いの姿も、また教会の姿もかくあるはずです。自ら省み、そして祈りましょう。
(小野淳子著「神と共に歩む日々」より)