キリスト教用語豆知識
アーメン (Amen!)
これはもともと旧約聖書が書かれているヘブル語の言葉で、意味は「真実です」という意味 です。たいがいお祈りの終わりをこの「アーメン」で締めくくります。「今お祈りしたことは真実です。」との意味です。また心を合わせてともに祈っている人 も一緒に「アーメン」といいます。神様はまことに「真実な方」「アーメンたる方」なのです。心から頼れるお方です。
[新着]アドベント
アドベントとはラテン語で「来るべき」という意味です。それは、キリストが地上に来られるという約束と、それに対する期待を表し、「待降節」と訳されています。
この期間は、肉体をとって来られた救い主イエス・キリストの降誕を迎える心の準備をすると共に、将来、キリストが再びおいでになる準備をする時ともされて います。
昔、フランス・スペイン地方の教会では、クリスマスに洗礼を受ける準備の期間として、その前の40日間を特別な日として守ったようですが、後にローマ教会 がこれを取り入れ、クリスマスを迎える準備の時としました。
アドベントは11月30日に最も近い日曜日から始まり、4回の日曜日を経てクリスマスに至る期間がそれに当たります。期間中はアドベント・クランツに4本 のろうそくを立てられ、日曜日ごとに1本ずつ点火されます。家庭でも、ツリーやリースを飾り、救い主の降誕を喜びと期待を持って待ち望むようにしたいもの です。
兄弟姉妹
教会へ初めて来られた方は聞き慣れない言葉を耳にすると思います。男性は○○兄弟、女性 は○○姉妹と呼ばれていることです。えっ!?みんな血縁関係!?と思うかもしれませんが、実はみんな(家族もいますが)赤の他人です。しかし、イエス・キ リストを信じて父なる神様の家族に入れられ、イエス・キリストの血のつながりの中で、このように親しみを込めて呼びます。キリストに結ばれてみんな一つの 神の家族なのです。
キリスト教会三大祭
1)クリスマス(Christmas) 「降誕」
12月 神のひとり子イエス・キリストが、人のかたちをとってこの世にこられた、受肉されたことを祝います。救い主としておいで下さったキリストの祭(キリストマ ス)です。心にキリストを救い主としてお迎えして、本当のクリスマスを祝う人々が増し加えられますように!
2)イースター (Easter)「復活」
3月〜4月 人の罪の身代わりに十字架に死んで、罪をゆるしてくださる道を開くためにキリストは、父なる神のみ力により、3日目によみがえらされました!!罪の力、死 の力、陰府の力、悪魔の力を打ち破られた勝利の救い主、それがイエス・キリストです。
3)ペンテコステ (Pentecost)「聖霊降臨」
5月〜6月 キリスト教の神は「父、子、聖霊」の三位一体の神です。キリストが復活して40日目に昇天され、約束の聖霊を父より受け、祈り待ち望む120人ばかりの弟 子たちの上に10日目にその聖霊が注がれて、彼らは真の弟子とされました。キリストを信じた人たちが3,000人ほどあり、はじめて地上に「教会」が誕生 した 輝かしい記念の祭りです。
ハレルヤ
(Hallelujah!) これもヘブル語で「ヤ」は「神」「主」、「ハレル」は「ほめたたえよ」で「主をほめたたえよ」との意味です。教会では賛美歌を歌います。すべて神をほめた たえる歌なのです。