<従者>
「わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。」(ヨシュア記1章9節)
モーセの従者ヌンの子ヨシュアが、神の激励と約束のおことばとともに、モーセの後継者として立てられました。「モーセに約束したとおり」(3節、「モーセとともにいたように」(5節)とは、どんなにかヨシュアのたましいに力強く響いたことでしょう。常にモーセのかたはらにはべり、ヨシュアは一部始終を観察していたからでした。ゆえに、強く、雄々しくあることは神からの命令でした。いずこにもこのモーセの神が、共に行くから!と。私たちはモーセならぬ、子羊イエスの従者。「主の受けぬこころみも 主の知らぬ悲しみも うつし世にあらじかし いずこにもみあと見ゆ」(讃美歌532番より) 勇ましく、このお方の跡に従い行きましょう。
小野淳子著「神と共に歩む日々」より