<不思議な助言者> イザヤ9・1-7

その名は「不思議な助言者・・・・」。(6節)12月写真

「その名は奇妙また議士」(同節、文語訳)、「霊妙なる議士」(同節、協会訳)、”Wonderful ’Counsellor”(英欽定訳)。続いてこの子の特質を表す名前が記され、その筆頭に来るのが、「不思議」と、ここで切る場合と、その次の語にかける訳とありますが、いずれにしても、この子の「神的特質」を表すものです。まさに人の思いや、知恵や計画をはるかに超えた不思議と同時に、すばらしい助言、指導をしてくださる、いわばカウンセラー中のカウンセラーなるお方です。間違って判断しやすく、失敗しやすく、しばしばどうしてよいか、どう進んでよいかわからないお互いのために、真の助言は必要です。目には見えないお方ですが、みことばにより、御霊により、間違いのない、最高最善の助言を与えて下さるお方の助言こそ優先すべきです。喜んでその助言に耳を傾け、お従いし抜いて、ますます私の生涯に、私を通して主の奇しくも偉大なみわざを拝しましょう。

小野淳子著「神と共に歩む日々」より