<屋上の間> 使徒1:12-26

この人たちは、婦人たちやイエスの母マリア、およびイエスの兄弟たちとともに、みな心を合わせ、祈りに専念していた。(14節)

5月の写真

エルサレムの屋上の間で聖霊を待望する祈り会が持たれました。主イエスのご命令(4節)に従い、十一弟子とイエスの母マリア、イエスの兄弟たち、婦人たちとが「ひたすら祈りをしていた」(協会訳)のでした。イエスの母マリアとはなんという存在でしょう!聖霊により、胎に救い主を宿すことになった婦人が、今度は祈りにより聖霊を受け、教会を生み出す群れの力強いメンバーとして用いられました。祈る人はいのちを生み出す人です。私の祈りはいかほどのものでしょう。かくして屋上の間は、祈りの間、悔い改めの間、さらに聖別会の間となり、ついに聖霊降臨の間、主の殉教者、証人誕生の間、主の教会誕生の間となったのです!

祈りの座を確保し、祈りに専念しましょう。「祈り出せ、祈り続けよ、祈り抜け、ぬけた祈りをなおも祈れよ」(小島伊助師)。きっと何かが起こります。

小野淳子著「神と共に歩む日々」より