思い出しなさい ルカ24:1-12
「ここにはおられません。よみがえられたのです。まだガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。」(6節)
今日もまた、初めてのイースターの朝に思いを馳せます。すがすがしい早朝の空気の中を、墓に急ぐ女たちの足音が聞こえてきそうです。何度考えても、驚くべき朝の出来事でした。二つのことを心に刻みましょう。一つは、死人(墓)の中に、生きているキリストはおられない、主は生きておられるという事実。時に私たちは、あたかも救い主が死んだお方のように、思ったり、ふるまったりしてはいないでしょうか?もう一つは、キリストがお話しくださったことは必ずそのとおりになるという事実です。十字架の予告と必ず共になされた復活の約束がしかり。「女たちはイエスのみことばを思い出した」とあります(8節)。今日、私に語ってくださっている、また、かつて語られたみことばを思い出しましょう。すでに成就したことに感謝し、やがて成るべきお約束を信じて、祈り続けましょう。
小野淳子著 「神と共に歩む日々」より