<主のことば > Ⅰ列王記17:1-16

それで、彼は行って、主のことばのとおりにした。すなわち、彼はヨルダン川の東にあるケリテ川のほとりに行って住んだ(5節)

彗星のごとく突然現れ、開口一番の電撃的発言。預言者エリアが、偶像礼拝のはびこるその時代にどうしても登場する必要がありました。どの時代であっても、神の人、預言者のしるしは、「主のことば」への徹底的信仰と従順でした。神学校恩師、向後太郎師が7節を取り上げられて、「『しかし、しばらくすると、その川がかれた』とある。川がかれるまで、かれてからでも、エリアは主のことばのとおりそこにいたんだ」と語られました。川がかれそうになっても動きませんでした。そして再び「主のことば」。今まさに息子と死のうとしていたツァレファテの婦人のところへ。「そのかめの粉は尽きずそのつぼの油はなくならない。」これまた驚異的結束!これまでも、どれほど多くの人々が、からすややもめを通して豊かな供給に、天来の養いにあずかってきたことでしょう。主のことばへの信頼を。

神と共に歩む日々  小野淳子著