- 早くも7月第3聖日!礼拝でした。2025.7/20(日)
≪今週のみ言葉≫ 「火をもって答える神、その方が神である。」列王記第一18章24節
説教題: 『火をもって答える神』 聖 書:列王記第一18章20~40節
本日の場面は、真の神の預言者エリヤ一人対バアルの預言者450人と、アシェラの預言者400人、合計850人とのカルメル山上における「対決」の場面です。果たして~?
Ⅰ.偶像の神 「おまえたちは、いつまで、どっちつかずによろめいているのか。もし主が神であれば、主に従い、もしバアルが神であれば、バアルに従え。」とのエリヤの言葉に対し「民は一言も彼に答えなかった。」(21)とあります。エリヤの勧めにより2頭の雄牛が用意されました。そのうちの一等を切り裂いて薪の上に載せる。火をつけてはならない。「おまえたちは自分たちの神の名を呼べ。私は主の名を呼ぶ。そのとき、火をもって答える神、その方が神である。」(24)とのエリヤの提言に民は皆答えて、「それがよい」と言って、まずは偶像の神バアルの名を朝から真昼まで呼びまくりました。「バアルよ、私たちに答えてください。」しかし、何の声も答えもないので、彼らは祭壇のまわりで躍り、果てはエリヤからの嘲りの声を聞いて、ますます叫び、彼らの慣わしによって、剣や槍で、血を流すまで自分たちの身を傷つけたのでした。昼も過ぎ、ささげものを献げる時まで騒ぎ立てても何の応答もありませんでした。
Ⅱ.火をもって答える神 エリヤは壊れていた主の祭壇を築き直しました。更にヤコブの子達の数に従って、12の石を取り、その石で彼は主の御名によって一つの祭壇を、築き、その祭壇の周りに15Lほどの種が入る溝を掘りました。彼は薪を並べ、雄牛を切り裂いて薪の上に載せ「四つのかめに水を満たし、この全焼のささげ物と薪の上に注げ」と命じた(34)のでした。そしてもう一度、更にもう一度と、三度も水を注いだので、水は祭壇の周りに流れ出しました。彼は溝にも水を満たしました。ささげものを献げる頃になり、エリヤは祈りました(36、37)。「主よ、私に答えてください。そうすればこの民は、主よ、あなたこそ神であり、あなたが彼らの心を翻してくださったことを知るでしょう。」すると、主の火が降り、全焼のささげ物と薪と石と土を焼き尽くし、溝の水もなめつくした。民はみな、これを見てひれ伏し、「主こそ神です。主こそ神です」と言った。(38,39)【エリヤは単に主が神であることを奇跡によって実証することを祈り求めたたけでなく、イスラエルの回心を求めた。【主】こそ神です。この民の承認の言葉自体がエリヤの祈りの答えであった。】(『牧羊者』p.22) 今「火をもって答える神」は、キリストの十字架・復活・昇天を通して、天からの火なる聖霊なるお方を注いでいて下さり、私たちの〈内なる人〉を清くして下さいます。聖霊のバプテスマを祈り求める者に与えてくださるお方こそ神です。
<お知らせ>
▷今週末、7/26(土)27日(日)と久しぶりに「CS一泊キャンプ」を行います。子どもたちやご家族が共に集い、イエス様をより深く信じ、また互いの交わりを楽しむ時となりますように。加えて安全のためにもお祈り下さい!