- 6月第一聖日でした。2025.6/1(日)
≪今週のみ言葉≫「わたしはあなたがたに新しい戒めを与えます。互いに愛し合いなさい。」
ヨハネの福音書13章34節
説教題:『互いに愛し合う』 聖 書:ヨハネの福音書13章34~35節
讀賣新聞・編集手帳によると本日は「気象記念日」です。1875年(明治8年)6月1日、現在の東京の港区で気象庁の前身「東京気象台」が業務を始めて150年になるとのこと。最初の発表は「全国一般風ノ向キハ定リナシ天気ハ変ワリ易シ但シ雨天勝チ」の一文のみ。当時は「天気予報」という言葉ではなく、「天気予考」と称して発表された。気象のあれこれを「予(あらかじ)め考える」とは味わい深い~とありました。果たして人の予報、予考は?
天地創造以来、創造主なるお方が造られたと共に支配しておられるこの天地宇宙を思います。そしてそのお方が『愛』なるお方であられることを知ることは、何という大きな慰め、喜び、平安でしょう!
Ⅰ.新しい戒め 人の社会には、常に秩序のために「規則」というものが必ず設けられます。「規則・規制・戒律・戒め」です。神を知る者にとっての最も大切な戒め、それが旧約時代にモーセを通して神から与えられた「十戒」です。出エジプト記20章。
第一戒・あなたには、わたし以外に、ほかの神があってはならない(3)。
第二戒・あなたは自分のために偶像を造ってはならない(4)。
第三戒・あなたは、あなたの神、主の名をみだりに口にしてはならない(7)
第四戒・安息日を覚えて、これを聖なるものとせよ。(8)
第五戒・あなたの父と母を敬え(12)。
第六戒・殺してはならない(13)。
第七戒・姦淫してはならない(14)。
第八戒・盗んではならない(15)。
第九戒・あなたの隣人について、偽りの証言をしてはならない(16)。
第十戒・あなたの隣人の家を欲してはならない(17)。
イスラエルの民は重々わかっていながらも守れなかったのでした。そして王国は分裂し、北イスラエルはアッスリアに、南ユダはバビロンに捕囚となってしましました。主イエスは、ここで「新しい戒め」を与えますと言われ、「互いに愛し合いなさい」と言われます。「互いに愛し合う」「新しい戒め」がすべてだと!
Ⅱ.新しい愛 「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」(34)と続きます。「彼らを最後まで(極みまで)愛された。」(1)そして「イエスは夕食の席から立ち上がって、上着を脱ぎ、手ぬぐいを取って腰にまとわれた。」(4)『洗足』奴隷の仕事でした。そこから、ゲッセマネに、十字架にと向かわれたのでした。「自らを低くして、死にまで、それも十字架の死にまで従われました。」(ピリピ2・8)「エロス(男女)の愛、ストルゲー(肉親)の愛、フィリア(友情)でもなく、」『アガペー(神)の愛』をもって互いに愛し合いなさいと言われます。その新しい愛をもって互いに愛し合いなさいと。その愛はまさに<相手を生かす愛>です。(ヘブル人への手紙4章15、16節)
<お知らせ>
▷本日より、「今月のメッセージ」「6月のお祈り」「ヘッダー(チェリー)が更新されています。
▷次週、6/8(日)は、教会の三大祭の一つ、『ペンテコステ(聖霊降臨)記念礼拝』です。「地上神の国」と言われる「教会」の誕生記念日です!全世界・全日本の教会で意義深く記念され、すべてのクリスチャンが宣教につかわされていきますように!!