寒中御見舞申し上げます。  2025.1/19(日)

≪今週のみ言葉≫

 「ついに民全員がヨルダン川を渡り終えた。」 ヨシュア記3章17節

 説教題:『約束の地』    聖書:  ヨシュア記3章1~17節 

 

「わたしはモーセとともにいたように、あなたとともにいる。わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない。」(ヨシュア記1章5節)の神からの約束はどんなにかヨシュアを励ましたことでしょうか。それと共にヨシュアはモーセがいつでも主なる神の御前にひれ伏し祈り、ただ主のお言葉のみによって導かれ、そして民を導いてきたことを思い起こしたに違いありません。

.神の約束と命令 ヨシュアは民と共に、「ヨルダン川のところまで来て、それを渡る前にそこに泊まった。三日後、」(3・1~2)とありますから、その3日の間に主はヨシュアに語られ、さらにヨシュアはつかさたちに語り、つかさたちは民に命じたのでした。「あなたがたの神、主の契約の箱を見、さらにレビ人の祭司たちがそれを担いでいるのを見たら、自分のいる場所を出発して、その後を進みなさい。」(3)「ただし、あなたがたと箱の間に二千キュビト(約900m)ほどの距離をおけ。箱に近づいてはならない。(4)ヨシュアも民に言いました。「あなたがたは自らを聖別しなさい。明日、主があなたがたのただ中で、不思議を行われるから。」(5)と。祭司たちにも命じました。(6)そして主は重ねてヨシュアに約束されます。「わたしがモーセとともにいたように、あなたとともにいることを彼らが知るためである。」(7)そして祭司たちへの命令です。「ヨルダン川の水際に来たら、ヨルダン川の中に立ち続けよ。」(8)「全地の主である主の箱を担ぐ祭司たちの足の裏が、ヨルダン川の水の中にとどまるとき、ヨルダン川の水は川上から流れ下る水がせき止められ、一つの堰となって立ち止まる。」(13

.ヨシュアと民の聖別と従順 「ヨルダン川は刈入れの期間中で、どこの川岸にも水があふれていた。」(15)とあります。ヨシュアと民の心中はどうでしたでしょうか。しかし彼らは、神の約束と命令のことばに従順をもって応答しました。自分自身を聖別し、契約の箱からは900mほど離れて進み、主への畏れをもって従いました。民の先頭は、言われた通り契約の箱を担ぐ祭司たちでした。見た目のヨルダン川は、そのように水が岸にあふれていたのでしたが、「ところが、箱を担ぐ祭司たちの足が水際の水に浸ると、川上から流れ下る水が立ち止まった。一つの堰が、はるかかなた、ツアレタンのそばにある町アダムで立ち上がり、アラバの海、すなわち塩の海へ流れ下る水は完全にせき止められて、民はエリコに面したところを渡った。」(15、16)のでした!祭司たちがヨルダン川の真ん中の乾いた所にしっかりと立ち止まっている間に、イスラエル全体は乾いたところを渡り、「ついに民全員がヨルダン川を渡り終えた。」(17)のでした!ついに『約束の地』に民全員が到達したのでした!「紅海渡渉」の時は渡る前にモーセの杖により紅海が真っ二つに分かれました。しかし「ヨルダン渡河」の時には、祭司の「信仰の一歩」の踏み出しが必要でした。40年の荒野生活で、民の信仰はきっと鍛えに鍛えられたに違いありません。お互いの人生の歩みの中にも「信仰の一歩」の踏み出しを要するときがあることでしょう。強く、雄々しくありましょう! 

    <お知らせ> 

▶1/17㈮は1995年の阪神淡路大震災から丸30年の日でした。その後も東日本大震災や西日本水害や昨年の能登震災やと・・・心痛む思いで復興のために祈るばかりです。 ▶四国では2026年5月4日㈪、5日㈫と、松山にウィル・グラハム師をお迎えしての『愛と希望の祭典・四国』にむけての祈りと準備がすすめられています。四国の魂の救いと、リバイバルのために、主の教会、クリスチャンが一つとされて用いられますように!お祈り下さい。 今年5/3㈯には一年前のプレ集会が松山で行われます。