9月最終聖日礼拝でした。2024.9/29日(日)

≪今週のみ言葉≫

「あなたがこの国に迎えられたのは、このような時のためではなかったかとだれが知りましょう。」エステル記4章14節(口語訳)

     説教題:『この時のため』   聖書:エステル記4章1~17

日本のクリスチャン人口は、1%未満だと言われています。それは99.何%の人は、滅びと言っているのです。と言うことは、大まかに言えばクリスチャンは日本にいないとも言えます。これは大変な危機だと言えます。日本民族の大危機と言えます。

Ⅰ.民族的危機に愁い、祈った女性ーイスラエル・ユダヤは共にアッシリアに滅ぼされ、ユダヤ人は北の外国の地に移され、さすらいの民族となりました。時は流れてペルシャ帝国の時代、ペルシャの王アハシュエロス、総理大臣ハマンの時代にハマンはユダヤ人撲滅計画を王にはかり、許可を得ます。これはユダヤ人の大危機の時です。そこで王妃エステルにモルデカイが「この危機を救い得るのはエステルしかいない!このためにこそ、王妃に選ばれたのでなかったか? 」と語り、エステルは決意して命がけの賭けに出ます。その時、危機一髪の所、救われ!先のハマンの詔勅を撤回することに成功し、ユダヤ民族は救われます。命をかけた行動的祈りが答えられたのです。

Ⅱ.全人類の救いのため命を捨て祈られた救い主ー神が約束して下さった救い主イエス・キリストは今から2000年程以前に、ユダのベツレヘムの町の馬小屋で生まれ、30歳程で宣教を始め、福音を語り、しるしとして奇跡を示し、神より遣わされた者としての力を現されたのです。しかし、その事で時の指導者や宗教家たちが妬んで、イエス様を殺すべく計画して、総督ピラトに訴えました。ピラトはイエス様に無罪の宣告したにもかかわらず、民衆をたきつけて「十字架に着けよ!」と叫ばせ、ついに十字架刑に決定しました。そしてイエス様はむごい十字架に釘付けされました。しかし、その苦しい十字架の上で「父よ、彼らをゆるしてください。彼らはなにをしているかわからずにいるのです。」(ルカ23・34)と祈られました。この命を捨てた行動的祈りにより、私たち全人類の救いの道が開かれたのです。このような犠牲の祈りがなされた故に今日の私たちの救いがあるのです。

Ⅲ.日本民族の危機 さて、私たちは自分さえ救われれば、四国の民や日本の人々が滅びようがそれでいいのでしょうか?なんと2026年の5月にアメリカからわざわざ四国の人の救いのため、ビリー・グラハム伝道協会が、四国の松山に来て伝道して下さるとのことです。このまたとない世界的な伝道団体が、この四国の人々のため犠牲を払い伝道して下さるのです。この機会に四国の一人として何もしなくていいのでしょうか!祈りの応援!こそ大切です。四国にリバイバルを起して頂けるのは、この時でないでしょうか!モルデカイはエステルに「この国に迎えられたのは、このような時のためでなかったのか!」と迫っています。さて、私たちが今日この四国にあって救われているのはこの日、この時のため、祈りの奉仕、リバイバルのための祈り手として立たされているのではないでしょうか。リバイバルのため、祈りましょう。

<お知らせ>

▷明日は早くも9月最終日。「今月のメッセージ」「10月のお祈り」「ヘッダー(シャインマスカット&藤稔)」が更新されます。

▷次週、10/6(日)は「教会創立75周年記念合同礼拝」です。神様への大いなる感謝の礼拝となり、新しい希望に燃やされて、祝福の一年となりますようお祈り下さい。礼拝後は「坂」の所で、「記念集合写真」を取り、「書籍バザー」を献金の形で行い、新会堂献金といたします。

▷町内に配布しました1,000枚のチラシが用いられて新しい方々もおいでになりますよう祈っています。