高橋賴男師、高橋好江師の牧師就任式でした。2026.5.17(日)

     説教題 「都にとどまっていなさい」        聖書  ルカ24:3653

 「見よ。わたしは、わたしの父が約束されたものをあなたがたに送ります。あなたがたは、いと高き所から力を着せられるまでは、都にとどまっていなさい。」    (ルカ24:49)

 天の昇られるイエス様は、弟子たちに「都にとどまっていなさい」とお命じになりました。やがて宣教に遣わされていく彼らにとって大切なことは何だったのでしょうか。

一 聖書に聞く

 「わたしについて、モーセの律法と預言者たちの書と詩篇に書いてあることは、すべて成就しなければなりません」(44)。

 しっかり聖書を読み、み言葉を貯えることがまず大切です。救いへの道は人間が勝手に考えたことではありません。神様が私たちに与えてくださった聖書が私たちに伝えるメッセージなのです。神様の壮大な救いの計画の中で、今私たちはその福音の担い手とされているのです。ですから、まず聖書をしっかりと読み、そこにあらわされている神様の御心を深く知ることが大切です。

二 救い主を見る

 弟子たちは以前から旧約聖書についてたくさんの知識を持っていましたが、キリストの十字架と復活を見、そのお方の前にひざまずくことによって初めて、その救いにあずかり、命に満たされ、使命へと立ち上がることができたのです。

 私たちは、聖書を読むときにいつでも、このお方(イエス・キリスト)を中心にして読まなければなりません。キリストというレンズを通して十字架という一点に光を集めて聖書を読むならば、聖書66巻は見事なまでに首尾一貫していること、それを貫くのは神様の愛だということがわかります。

三 聖霊に満たされる

 「あなたがたは、これらのことの証人となります」(48)。しかし、イエス様は「すぐに行け」とはおっしゃらず、「都にとどまっていなさい」と命じなさったのです。なぜでしょうか。彼らのうちには力の源がないからです。イエス様はそのことをご存じだったからこそ、単なる力ではない、人格をもったお方、聖霊なる神様を送ってくださるのです。ですから、弟子たちがまずなすべきことは、聖霊を待ち望むことでした。彼らが都にとどまり、神をほめたたえていたときに聖霊が降り、彼らは全世界へと遣わされていったのです。

 私たちにとっての「都」とは教会とそこでささげる礼拝です。私たちは毎日曜日、教会で礼拝をささげ、神様をほめたたえます。そこから聖霊と共に遣わされることによってこそ、私たちは実り豊かな一週間を歩むことができるのです。